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山岡道男研究室訪問

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2017年4月5日、山岡道男会員の研究室を訪問しました。東京の西早稲田にある早稲田大学アジア太平洋研究科にお伺いしました。
 山岡会員からは、本会のこれまでの歴史、国際交流や、ご自身の海外での研究活動についてお話をお伺いしました。本会の前身となる経済教育研究協会には1983年に参加されたそうです。以来30年以上所属し、会の推移をご覧になってこられました。当初のお仲間の方が本学会を一緒に支えて下さり、今の会に至っていることが分かりました。
 ご自身は、アメリカの経済教育学会(現CEE:経済教育協議会)に積極的に参加されました。1993年のミルウォーキーの年次総会での研究報告を皮切りに2013年のボルティモア大会まで毎年のように報告されておられました。そのほか、韓国経済教育学会、オーストラリアやニュージーランドの経済教育関連学会で多数報告をなさってきました(その他多数)。山岡先生の積極さを見習いたいものです。
 山岡先生のお話によれば、アメリカやニュージーランドの高校教育での経済教育がちょうど日本の大学の外書の教材に適切であるとのこと。日本では、海外の大学生用に書かれた分厚い経済学の教科書を使いがちですが、原文で勉強するには高校の経済学が効果的だそうです。先生の蔵書の海外高校の経済学の教科書を見せていただくと、なるほど日本の大学生の経済教育にピッタリであることが分かりました。
 現在、ニュージーランドの研究を進められており、日本ニュージーランドが会では会長を務められていらっしゃるそうです。本会の発展への貢献でなく、多くの学会でそれらの発展に現在も寄与されていらっしゃるようです。