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春季研修会2日目(3月19日)COREプロジェクト研修会のご案内

テーマ:サムエル ボウルズのCOREプロジェクトによる日本の大学での経済学教育の新しい方向性を探る研修会を行います。ふるってご参加ください。

日時:2017年3月19日(日)(本会春季研修会2日目) 
10:30-11:00 「まっとうに考えるということ」 佐藤良一(法政大学)
11:00-11:30 「core-econ(http://www.core-econ.org/)のゼミでの活用事例」 新里泰孝(富山大学)
11:40-12:10 「経済学教育の標準化に対する学生の反応:欧米の事例」 山本泰三(四天王寺大学)
12:10-12:40 「英語語彙分析からみた経済学教材」 久井田直之(日本大学)
12:50-13:20  COREプロジェクト実行委員会第一回会議
13:30-15:00 自由討論

場所:日本大学経済学部7号館(春季研修会1日目と同じ場所)

目的
COREプロジェクトの日本での展開の可能性を本学会で考えて、COREプロジェクトをどのように日本に展開するか、COREプロジェクトとどのように関わっていくかをオープンに検討する。

COREプロジェクトとは?
 サムエル・ボウルズが中心となって作成しているWeb上の経済学教育コンテンツ。資本主義の歴史と 現実を理解することを主眼とおいていることが特徴
http://www.core-econ.org

趣旨
 COREプロジェクトは、一昨年の参照基準問題にかかわる経済学教育をめぐる論議のなかで、アカデミックな経済学における主流派・反主流派の対抗や、経済学における批判的要素をめぐる論争をこえて、実際に教育・学習のプログラムとして展開されている唯一の
実地プロジェクトである。(本学会の見解)  
 このプロジェクトの特徴は、次の通り。
1)欧米での主流経済学の教育への批判を背景にしていること
2)大学を超えたオープンなオンラインの学習プロジェクトだということである。(単位などに囚われずに、無料で 学習できる、また登録して作成陣にたいして意見もいえる。)
3)作成スタッフ、利用大学(教員)、ジャーナリスト、学生らのグループと結びついた集団プロジェクト だということ 
4)社会問題志向的な構成・内容、もその特徴でしょう。
 
内容
講師の方々
COREの内容および背景の理解のために、Bowles氏の経済学へのスタンスや背景にある欧米での、経済教育への批判」の動きを知る必要もある。それについては、Bowlesの訳者である佐藤先生や最近の学生の動きをサーベイした山本先生がお話しくださる。

開会のあいさつ 摂南大学八木紀一郎実行委員長
30分:法政大学佐藤良一先生
   Core ProjectのHPを一覧して内容を紹介
ラディカル派/政治経済学の講義(Understanding Capitalism を素材に)の有り様
30分:富山大学新里先生報告(ゼミでの活用報告)
30分:四天王大学非常勤講師 山本泰三先生
30分:日本大学久井田先生研究報告 
その後「COREプロジェクトの展開方法に関するディスカッション」*
閉会のあいさつ 同久井田先生

*ディスカッションする内容案
1)CORE自体の運営体制の検討(学べるものは何か)
2)教育プログラム自体の内容の検討(現在のe-Book, Test, 数学・統計などの補助教材、学習者からのフィードバック) を検討
3)COREとの協力・連携の可能性があるか、あるいは 類似のプロジェクトを日本で生み出せる可能性があるかの検討
 
 COREプロジェクトの可能性
 COREとも実際に連携するとしても、当面は意欲のある学生が「英語で経済学する」場としての利用を推奨し、そのための入り口の 整備をしてあげることであろう。強力なチームができれば、日本版COREのようなプロジェクトが生まれることもあり得る。
そのためにもっと多くの議論と準備が必要であろう。